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2008年07月26日

宮本選手

いやぁ~夏です。ギンギラギンにさりげなさもなく、「これでもか!」という位に照りつける太陽。ビールの美味しい季節になりました。東房です。
テスト期間に入ってゼミの活動は停滞しているものの、テレビや新聞・雑誌を注意して読むようにしています。そんななか、7月放送の「プロフェッショナル~仕事の流儀~」で東京ヤクルトスワローズの宮本選手が特集されていました。宮本選手は同志社大学卒業で、8月から開催する北京五輪の野球の主将として出場されます。

その放送のなかで僕は宮本選手のあるワンフレーズに強い印象を受けました。

『二流の超一流を目指せ』

もともと宮本選手はPL学園や同志社大学時代からずば抜けたセンスや体格に恵まれた選手ではありませんでした。そんな宮本選手にとってプロで生き残るために常に心に持ち続けてきた言葉が「二流の超一流を目指せ」でした。
これは入団当初、野村克也監督(現楽天イーグルス監督)に、「野球はホームランバッターやエースだけでは成り立たない。脇役であっても、野球理論を極め、努力を積み重ねれば、チームに欠くことの出来ない選手になることができる。」という考えからもらった言葉でした。
この言葉に「自分が生きる道はこれだ」と確信したという宮本選手。宮本選手は隙(すき)のない野球が出来る選手をめざし精進を重ね、やがて球界を代表する選手となっていきました。特に一流なのはその強力なリーダーシップです。
宮本選手は、チームを「口」と「背中」で引っ張ります。(以下、プロフェッショナルHP引用http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080708/index.html

『「簡単にやるなよ!簡単に取れへんぞ1点!」開幕前の沖縄でのキャンプ。練習中のグラウンドには、宮本の怒声が響き渡る。キャプテン宮本は、例え煙たがられようとも、同じチームで戦う選手同士だからこそ言うべき時には、言う。そのスタイルがチームで認められているのは、宮本が若手をも凌駕(りょうが)する練習量をこなし、野球に対する真摯(しんし)な姿勢を貫いているからだ。ある試合でミスをした宮本。目の合う選手にしきりと「ごめん」と謝った。ベテランであってもミスをあいまいにせず、厳しく問い直す。そんなキャプテンの日々の態度がチームを引き締める。』

宮本選手は自分がチームで何を求められているか、何をしなければいけないかを考え、その結果、ヤクルトという若いチームを優勝できるチームにするためには自分の心を鬼にして、口と背中でチームを引っ張ることだと考えました。

素質や体格がプロの世界では劣っていても、生き残るために、自分のできること、すべきこと、誰にも負けないことを考え、強みとして、プロで認められる選手になる。これは宮本選手が『二流の超一流を目指し』続けた結果だったんだなぁと感じました。







Posted by 太田ゼミ4回生 at 23:31│Comments(0)東房善平
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